豊太閤
ほうたいこう
名詞
標準
Toyotomi Hideyoshi
文例 · 用例
豊太閤は、自己を朝鮮にまでも主張する性情に基づいて、桃山時代の豪華燦爛たる文化を致した。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
諸君は今日のようなグラグラ政府には飽きられただろうと思う、そこでビスマークとカブールとグラッドストンと豊太閤みたような人間をつきまぜて一鋼鉄のような政府を形り、思切った政治をやってみたいという希望があるに相違ない、僕も実にそういう願を以ています、しかし僕の不思議なる願はこれでもない。
— 国木田独歩 『牛肉と馬鈴薯』 青空文庫
豊太閤が賞美してこの名を与えたそうである。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
『諸社一覧』八に『太神宮神異記』を引いて、豊太閤の時朝鮮人来朝せしに、食用のためとて太神宮にいくらもある鶏を取り寄せ籠に入れてあまた上せけるに、ほどなく皆返さる。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
欧州には古ローマの諸帝、わが国の師直、秀吉と同じく(『塵塚物語』五、『常山紀談』細川|忠興妻義死の条、山路愛山の『後編豊太閤』二九一頁参照)、毎度臣下の妻を招きてこれを濫したというから、中にはアンドラ王同様の事を行うたも少なからじ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
清吉さんがお勤めのお店にはご身代にも替えがたい品で、昔|豊太閤様から拝領しなましたとかいう唐来の香箱なのでござります。
— 達磨を好く遊女 『右門捕物帖』 青空文庫
京都の桂離宮は小堀遠州が豊太閤に頼まれて、一世一代の積りで拵へた名園だが、ずつと後になつて遠州の孫がその結構を見に庭へ入つた事があつた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
しかしながらこの頃薩摩と琉球との関係は、至って散漫なる者であったが、豊太閤が朝鮮半島に用いた勢力の余波は間もなく慶長十四年の琉球征伐となってあらわれました。
— 伊波普猷 『琉球史の趨勢』 青空文庫
作例 · 標準
大阪の街を築いた豊太閤の功績は、今も市民の間で語り草になっている。
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豊太閤の波乱万丈な生涯は、多くの小説やドラマの題材として愛されてきた。
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醍醐の花見での豊太閤の華やかな振る舞いは、後世まで語り継がれている。
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