刀術
とうじゅつ
名詞
標準
fencing
文例 · 用例
私が武蔵に代って答えると、「そもそも兵法とは、古人の云っているとおり、刀術を表とし兵略を裏としたもので、後に軍略と剣術とに別々になったのは、徳川以後の事である。
— 直木三十五 『巌流島』 青空文庫
) 立合抜打と称された「抜刀術」も必要であった。
— 国枝史郎 『五右衛門と新左』 青空文庫
「前野、杉田の両先覚が、自ら剖刀をとって、われらのために人体の秘隠を説き明してくれられたが、その後、七十と何年、蘭方医おおよそ三百人、内外の末流に跼蹐して、ただの一人も執刀術の勉強に身を挺したものがなかったというは、まことにもって不思議なことであったよ。
— 久生十蘭 『玉取物語』 青空文庫
足軽や厩者でも、柳生家の家人である者は、多少なり刀術の心得のない者はない。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
高山教士は皇軍に從つて、上海戰から南京入城まで從軍した人であるが、その間、科學戰の戰場を馳驅して、餘暇「近代戰用の白兵拔刀術」といふ尨大な研究の結果を著述して歸つて來た。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
雷横の刀術に、鳳の概があれば、赤髪鬼の野太刀にも、羽を搏つ鷹の響きがあった。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
雷横は有名な刀術の使い手だが、どうして、あの赤痣もなかなか強い。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
――槍の修行をしても一生、剣の修行をやっても一生、その道の達人となるには、どうしても生涯かかるでございましょう」「うム、その気でなければならぬ」「てまえも、人なみの一生涯しか生きられないものとすると――刀術や槍術も嫌いではございませんが、まあまあ、その精神だけを知ればよいと思っております。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
剣道家は、厳しい稽古を通して刀術の腕を磨く。
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古武術の演武では、華麗な刀術が観客を魅了した。
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彼の刀術は、まるで舞いを踊っているかのように優雅だった。
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