言葉を切る
ことばをきる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to stop talking
文例 · 用例
そして……それから……」 夫人はフッと言葉を切ると、そのまま堪え兼ねた様に差俯向いて了った。
— 大阪圭吉 『花束の虫』 青空文庫
「はい、それが、あの……あれはなんでも、ラジオの演芸が始まる頃でしたから、宵の七時半か八時頃と思いますが、その頃から、なにかあったのか急に主人は落着きを失いまして、ひどくそわそわしはじめたのでございます……」 夫人が一寸言葉を切ると、東屋氏が口を入れた。
— 大阪圭吉 『死の快走船』 青空文庫
」 有島氏がかう言つて一寸言葉を切ると、胡散さうに眼を光らせてゐた西洋婦人達は、またしても鷦鷯のやうに鋭い音を立てた。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
」K氏はぽつりぽつりと言葉を切るやうに言ひました。
— 薄田泣菫 『質屋の通帳』 青空文庫
」 被告は一寸言葉を切ると、「もう私はどうされたつてようございますよ。
— 横光利一 『マルクスの審判』 青空文庫
」 彼女は不意に言葉を切ると、身体を整えて端坐した。
— 横光利一 『日輪』 青空文庫
雨にあたつたのがいけなかつたンだね」 富岡は、言葉を切るやうに、ゆつくり云つた。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
これがその女を犯人と認める第二の理由……」 ここまで説明して言葉を切ると、耳を澄ましていた一同は各自に夢の醒めたような顔を上げた。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
作例 · 標準
議論が白熱しすぎたので、一旦言葉を切って休憩することにした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、相手の無礼な態度に腹を立て、急に言葉を切った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「もうこれ以上、話すことはない」と、彼は冷たく言葉を切った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite