今道心
いまどうしん
名詞
標準
neophyte
文例 · 用例
……この剃刀で、貴方を、そりたての今道心にして、一緒に寝ようと思ったのよ。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
それならそうと早く云えばいいに、「文化」だとか何とか今道心見たような名を付けるからわけがわからなくなる。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
御承知の通り、本所は堀割の多いところですから、堀と云ったばかりでは高野山で今道心をたずねるようなもので、なか/\知れそうもありません。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
強力道心8・13(夕) 今道心|中馬甚斎が先日京都の武徳殿で大暴れに暴れて、居合せた巡査八人を手古摺らせた事は、八日の本紙夕刊に詳しく出て居た通りだ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
枯草の上に腰かけながら一人の今道心が書を読んでいる。
— ―破獄の志士赤井景韶― 『国事犯の行方』 青空文庫
「これは何うも相済みません」 今道心――即ち拳龍は、急いで久五郎から手桶を取ると甲斐甲斐しく墓の掃除をした。
— ―破獄の志士赤井景韶― 『国事犯の行方』 青空文庫
二十四歳までのわしの生活は云はゞ唯、長い今道心の生活であつた。
— LA MORTE AMOUREUSE 『クラリモンド』 青空文庫
「一切の……一切の苦厄……苦厄……」 九百九十の寺々に、きのう剃ったも今道心……苦厄という言葉がそのまま九百へ連想を走らせてきた。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫
作例 · 標準
彼はお茶を習い始めたばかりの今道心で、やたらと道具の作法に口を出してくる。
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今道心の悲しさか、座禅を組んでも足のしびればかり気になって集中できない。
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にわか仏教徒の今道心と冷やかされながらも、毎朝の写経だけは続けている。
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