連袂
れんべい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
doing in unison
文例 · 用例
戰爭の前年(三十六年、一九〇三)十月、萬朝報社の非戰主義者の内村鑑三、幸徳傳次郎、堺枯川の三氏は社長黒岩周六の開戰不可避論を承認することが出來なくて連袂退社を決行した。
— 石川啄木 『小説「墓場」に現れたる著者木下氏の思想と平民社一派の消息』 青空文庫
雲しろくいゆきわたらふ夏の空|松蝉の声ぞここにしづけき誠あらば神も哭くべしこの声やしづかにはあれど父の声なりこの子らは共に遊ぶを遊ぶ無しその母と母の何憎みする六月三日長き休校の後、この日連袂辞職したる三沢校長初め三十数名の高等及び中学部の職員たち乗り込み来る。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
絵画のほかに陶器の図案とか工芸美術の部が加わりましたので、純正美術派の先生たちは、「からつ屋や細工屋の職人を、我が校で養成する必要はない」と、大変な反対意見を出され、そのために学校当局とごたごたが起き、絵の先生は大半連袂辞職されてしまいました。
— 上村松園 『画学校時代』 青空文庫
彼らは自身たちの領主がすでに明治に降ったと知ると、明治の飯を食わずと連袂して山間の僻地に立て籠り、今なお一団となって共産村を造っていた。
— 横光利一 『厨房日記』 青空文庫
門を啓きて入るれば、絳雪詩の後を続けむとて、『連袂人何處、孤燈照晩※、空山人一個、對影自成雙。
— 蒲原有明 『『聊斎志異』より』 青空文庫
そんな組織なら連袂脱盟して政治専一にしろよ。
— 槇村浩 『野兎の歌』 青空文庫
――連袂して道場を去る。
— 第三部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
……真相は間もなくはっきりした、それは執政千坂対馬はじめ、色部修理、須田伊豆、長屋兵庫、清野、芋川、平林という七人の重臣が連袂して御しゅくん治憲を強要したという事件であった。
— 不断草 『日本婦道記』 青空文庫
作例 · 標準
地元の名士たちが連袂して市を訪れ、新しい文化施設の建設を市長に陳情した。
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業界のトップ企業が連袂して新技術の開発に取り組むことが発表され、大きな話題となった。
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株主たちは連袂して経営陣の退任を要求する動議を提出した。
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