昼頃
ひるごろ
名詞副詞
標準
about noon
文例 · 用例
私はフランス叙情詩の講義を聞きおえて、真昼頃、梅は咲いたか桜はまだかいな。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
昼頃近くになっても霜柱の消えないような玄関の前に立って呼鈴を鳴らしてもなかなかすぐには反応がなくて立往生をしていると、凜冽たる朔風は門内の凍てた鋪石の面を吹いて安物の外套を穿つのである。
— 寺田寅彦 『新年雑俎』 青空文庫
そんなことがなくてさえ昼頃まで夢をたくさん見ながら寝ている自分には、見た夢と現実とが時どき分明しなくなる悪く疲れた午後の日中があった。
— 梶井基次郎 『泥濘』 青空文庫
その日の昼頃突然姉の所から赤坊が大変な下痢だと云ふ知らせが来た。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
いらいらしながら家の庭木の手入れなどをして、やっと昼頃になってから僕はまたでかけたのだ。
— 太宰治 『彼は昔の彼ならず』 青空文庫
昼頃になつて、私は町のレストラントに坐つて居た。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
風はおさまったけれど、朝はどんより曇って昼頃ちょっと雨が降り、それから、少しずつ晴れて来て、夜は月が出た。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
私は朝早く甲府を出発して、昼頃、先輩のお宅へ到着した。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
作例 · 標準
昼頃には雨が上がるという予報を信じて、傘を持たずに出かけた。
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待ち合わせは昼頃に、駅前の時計台の下にしよう。
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昼頃になると、オフィス街のレストランはどこも混雑し始める。
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