覗き機関
のぞきからくり
名詞
標準
peep show
文例 · 用例
この節を機として、諸国より入り込みたる野師らは、磧も狭しと見世物小屋を掛け聯ねて、猿芝居、娘|軽業、山雀の芸当、剣の刃渡り、活き人形、名所の覗き機関、電気手品、盲人相撲、評判の大蛇、天狗の骸骨、手なし娘、子供の玉乗りなどいちいち数うるに遑あらず。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
縁日にはまだ覗き機関が哀れな節を歌つてゐる。
— 木下杢太郎 『市街を散歩する人の心持』 青空文庫
当時は町の夜店に「のぞきからくり」がまだ幅をきかせていた時代である。
— 寺田寅彦 『青衣童女像』 青空文庫
いつでも純粋生産ののぞきからくりを重たげにかついでくる彌勒は、しかし純粋王者のこの青年を内陣え入れてくれない。
— 槇村浩 『華厳経と法華経』 青空文庫
桐でつくった頑丈な写箱の前面にのぞきからくりと同じレンズがはまり、カンテラのあかりで、美濃紙を継ぎあわせた、天地三尺、幅三間半ぐらいの幕にうつす。
— 日高川 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、祭りの屋台で覗き機関を見て、不思議に思ったことがある。
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あの店には、時代を感じさせる古めかしい覗き機関が置いてある。
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覗き機関の中の世界は、想像力を掻き立てるものだった。
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