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ごまかす

ごまかす
動詞
1
標準
文例 · 用例
相手へ知らすためのでなく、乗組船員をごまかし、同時に海事日誌をごまかすための。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
一両ぐらい出しゃ分けられねえこともねえかな、ぐれえなとこだろうぜ」このコックはおもての食費をごまかすために、とものコックから、給料を下げてまでも、おもてへ一つ船で鞍がえした、途轍もない「悪」であった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
人間から現実のパンを奪って精神的な食べられもしない腹もふくれない、パンなんぞやるといってごまかすのは神じゃないんだ。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
宗教は今では全くくだらないものであるか、または、その正体をごまかすための神学や経典で、あいまいに詭弁的に職業化されていた。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
そいつをやられると、どうもおもしろくないから、なるべくうまく、ごまかす必要があると思いますね」チーフメーツは、外に出ようとしながら言った。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
酒を呑むと、気持を、ごまかすことができて、でたらめ言っても、そんなに内心、反省しなくなって、とても助かる。
太宰治 酒ぎらい 青空文庫
「何せもう、四十年も昔の事で、決して、そんな、ごまかす積りはないのですけれども、私のような俗人のたわいない記憶など果してお役に立つものかどうか。
太宰治 惜別 青空文庫
ことに本音を、笑ひでごまかす
太宰治 道化の華 青空文庫