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板塀

いたべい
名詞
1
標準
wooden fence
文例 · 用例
これを這入って黒板塀と竹藪の狭い間を二十|間ばかり行くと左側に正岡|常規とかなり新しい門札がある。
寺田寅彦 根岸庵を訪う記 青空文庫
門も板塀も昔の方が今のより古くさびていたように思われ、それから門から玄関までの距離が昔はもっと遠かったような気がする。
寺田寅彦 子規自筆の根岸地図 青空文庫
突然向うの家の板塀へ何か打っつけた音がしたと思うと一斉に駆け出してそれきり何処かへ行ってしまった。
寺田寅彦 枯菊の影 青空文庫
お小夜尚も、T「けちな野郎達たァ交際い度かあ御座んせん」 ウヌッと抜き討ちに斬って来る主膳の刃をヒラリとかわしてお小夜、窓から屋根へ―― 屋根から木を伝って板塀を跳び下りて大地へつッ立った。
山中貞雄 なりひら小僧 青空文庫
晝顏は雜草のなかに凋みはじめ、打水された板塀からは水がぽた/\落ちてゐる。
『青空』記事 編輯後記(大正十五年九月號) 青空文庫
背後の板塀に戯書がある。
山中貞雄 右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法 青空文庫
見覚えある板塀のあたりに来て、日のややくれかかる時、老夫はわれを抱き下して、溝のふちに立たせ、ほくほく打えみつつ、慇懃に会釈したり。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
ちょっとした庭を控えて、庭と桑畑との境の船板塀には、宿の三毛が来てよく昼眠をする。
寺田寅彦 青空文庫
作例 · 標準
城下町の面影を残す通りには、趣のある黒塗りの板塀が延々と続いていた。
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隣家との境界に新しく板塀を立てたことで、庭のプライバシーが十分に確保された。
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激しい台風が通り過ぎた後、老朽化した板塀の一部が無残にも倒壊していた。
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「あの板塀の隙間から、ときどき野良猫がこちらを覗いているんだよ」
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