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激称

激称
名詞
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標準
文例 · 用例
就中柏軒は起首の「嗚呼問其名則医也」以下四十九字を激称して、漁村の肺腑中より出でたものとした。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
巌本は頻りに二葉亭の人物を讃歎して、「二葉亭は哲学者である、シカモ輪廓の大なる人物である、」と激称していた。
内田魯庵 二葉亭余談 青空文庫
この難解の訳文を平易に評釈して世間に示し、口を極めて原作と訳文との妙味を嘖々激称したは石橋忍月であった。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
氏の「モンスーン説」、人間はモンスーン地帯、砂漠地帯、牧場地帯の三つによって、経済・政治・道徳・文化の形態を決められるという説、はとに角非常に面白いもので、島崎藤村氏などは之を激称したものだ。
戸坂潤 世界の一環としての日本 青空文庫
彼の指揮する管絃楽の、確固たる正確さ、メトロノーム的な均斉さ、常に美妙な色合いを失わない演奏法を、激称した。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
女芝居は明治の産物劇通を驚かした女団洲のこと 女優でない女役者、これは明治の産物で、お狂言師から出た岩井粂八、依田学海翁が天下絶妙と激称した名人、つづいて三崎座の一派など、一時は相当人気を集めて劇界を賑わした。
山本笑月 明治世相百話 青空文庫
誦してベルナルドオに聞せしに、彼はこれを激稱せり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
例之世間の誰も彼も口を揃へて讚美し、全體としての作品には感心しない人さへこればかりは激稱する絢爛を極めた先生の文章の如き、自分は稀なる名文だと思ふと同時に、時にふと天下の惡文では無いだらうかと疑ふ事がある。
購書美談 貝殼追放 青空文庫