喫煙者
きつえんしゃ
名詞
標準
smoker
文例 · 用例
ベルリンでも電車の内は禁煙であったが車掌台は喫煙者のために解放されていた。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
それはとにかく煙草をのまぬ人は喫煙者に同情がないということだけはたしかである。
— 寺田寅彦 『喫煙四十年』 青空文庫
だから昼間は阿片喫煙者のように倦怠です」 とK君は言いました。
— ――或はKの溺死 『Kの昇天』 青空文庫
斯ういふ連中は、恰度、喫煙者がニコチン中毒に罹り、オピユムイーターが阿片中毒に罹るやうに、慢性の倫理中毒といふ奴に侵されてゐる。
— 石川啄木 『文藝中毒』 青空文庫
学生時代に、アヘン喫煙者が中毒からくる恐ろしい悪夢のために悩まされていたのが、突然その夢がさめて現実にかえって、片方にいる人間の顔を見た時に、涙が止め度もなく流れたというくだりを読んだ記憶がある。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
畑には、煙草のみが植ゑられ、米は産せず、云ふまでもなく酒の醸造は適はぬわけであるから、酒の味を知る者とてもなく、更に如何ほど自家に産出しようとも煙草の自家製は国法に依つて厳禁されてゐるが故に喫煙者すらも見出せなかつた。
— 牧野信一 『その村を憶ひて』 青空文庫
私は、そんな自分を擬阿片喫煙者と称んでゐたが、私の阿片は、屡々陶酔の埒を飛び越えて、力一杯私の喉笛を絞めつけながら怖ろしい重味で今にも息の根を止めようとするかのやうな勢ひで覆ひかぶさることが多かつた。
— 牧野信一 『熱い風』 青空文庫
デ・クインシイが「阿片喫煙者の懺悔」は、さきに佐藤春夫氏をして「指紋」の奇文を成さしめたり。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年の喫煙者だが、最近ついに禁煙に踏み切った。
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レストランでは、喫煙者と非喫煙者の席が明確に分けられている。
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健康診断で、喫煙者は肺がんのリスクが高いと指摘された。
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職場の喫煙者仲間と、休憩時間によく情報交換をしている。
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