親木
おやぎ異読 おやき
名詞
標準
stock (from which a graft is taken)
文例 · 用例
「あれは、寄生する親木の類ひが、特別にあるのではなかつたか知ら――植物学の書物を見ておくべきであつた。
— 牧野信一 『寄生木と縄梯子』 青空文庫
「あれは、寄生する親木の類ひが特別な種類ではなかつたかしら。
— An episode from the forest 『祝福された星の歌』 青空文庫
――どちらにしても、親木の立っている場所から八尺とは離れていない。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
樹木でさえ、親木が年寄って倒れれば、きっとその傍から新らしい若い芽生えが出ますでしょう。
— 宮本百合子 『いとこ同志』 青空文庫
それは、芽生を摘んだら、親木が余計成長するだろうと思って、芽生を摘み摘みするうちに、親木が枯れて来たという話で、酷く私は身にツマされた。
— 島崎藤村 『芽生』 青空文庫
眺め入りながら、「芽生は枯れた、親木も一緒に枯れかかって来た……」 こう私は思うように成った。
— 島崎藤村 『芽生』 青空文庫
有名な孝子桜、又の名十六日桜は親木が朽ちて若木がはかなくもたつた一輪の花をつけてゐた。
— 種田山頭火 『松山日記』 青空文庫
「年々や桜を肥す花の塵」美しい花が落ちて親木の肥料になるのみならず、邪魔の醜草がまた死んで土の肥料になる。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
作例 · 標準
挿し木をするために、元気な親木を選んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
このリンゴの親木は、樹齢50年を超える老木だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
盆栽の親木から新しい芽が出てきた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite