快闊
かいかつ
名詞
標準
文例 · 用例
それがどういう目的のために何の情熱からということもなく快闊そのものが働くことを藉りて、時間と空間を鋏み刻んで行くとしか思えない。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
正しいことは相当主張し、快闊に、はたからその不機嫌を吹き散らしてしまうがいい。
— 岡本かの子 『良人教育十四種』 青空文庫
壮士連はことごとく子路の明快闊達に推服した。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
痛むんですか」 今しがた私を揺り起した青木という患者は、こう云って快闊に笑いながら半身を起した。
— 夢野久作 『一足お先に』 青空文庫
そうして平常の快闊さをアトカタもなくした陰気な、しかしハキハキした口調で問いかけた。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
やっぱり快闊な男なのかい」「ええ。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
その日叔父はいたって快闊に話していた。
— 伊波普猷 『私の子供時分』 青空文庫
快闊豪放にして善く談じ、優遇到らざる無し。
— 大町桂月 『十和田湖』 青空文庫