来段
らいだん
名詞
標準
文例 · 用例
近来段々農村の風俗までも悪化され行くというが、その然るゆえんを繹ぬるに、鉱山の開掘、各種の工場の開設、もしくは鉄道敷設水力電気工事という如きなんらかの請負事業でも始まると、其処に集るものは男子の労働者であって、女子は少ない。
— 大隈重信 『婦人問題解決の急務』 青空文庫
昔から世の中は一治一亂であつて、堯舜以來段々國が一時治まるといふと、その次に又亂れる時が出て來る。
— 内藤湖南 『支那歴史的思想の起源』 青空文庫
いまだ器械は不相損候故、療治之不出來段には至不申候得共、餘程|臟腑も迷惑いたし居候に付、都而膏氣を拔取不申候而は不相濟との事に而、瀉藥を用ひ、一日に五六度もくだし候事にて、少しも勞倦の覺無之、日に心持宜敷相成申候。
— 西郷隆盛 『遺牘』 青空文庫
濱口内閣の出來た前の六|月三十|日の日本内地の輸入超過は二|億八千|萬圓餘であつたが、七|月二|日に濱口内閣が組織されてから以來段々時の經つに從つて輸入超過の大勢は改善されて、毎月十|日毎に發表する貿易の状態は發表毎に改善されて、十一|月二十|日の輸入超過額は七千|萬圓に減額した。
— 井上準之助 『金解禁前後の經濟事情』 青空文庫