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扇面

せんめん
名詞
1
標準
文例 · 用例
色紙、短冊、扇面、紙本、立どころに、雨となり、雲となり……いや少し慎もう……竹となり、蘭となる。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
駐在巡査のYさんが、そこで扇面など拡げて来る。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
「石崎士整与諸子同千秋亭賞月、題詩扇面、携来見示、即次韻。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「実は頂戴の扇面には何も書いてございませんでした。
岡本綺堂 青蛙堂鬼談 青空文庫
悠々として扇面に次の詩を書いて成竜に示した。
菊池寛 碧蹄館の戦 青空文庫
滅多に他人の言ふ事を肯かなかつたあの旋毛曲りの漱石氏も滝田氏に懸つては手も脚も出なかつたらしく、書、画、扇面、額、軸物……と相手の言ふが儘に手当り任せに書かせられてゐる。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
王栄老は顔を歪めてべそを掻いてゐたが、暫くすると、また荷物の一番底から黄魯直が草書でかいた扇面を一つ取り出した。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
達つてとの御意なら、記念のために老先生の扇面が戴きたい。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫