罰杯
ばっぱい
名詞
標準
alcohol drunk as a punishment (for arriving late, losing a game, etc.)
文例 · 用例
その仕組みがおもしろい、甲の手紙は乙が読むという事になっていて、そのうちもっともはなはだしい者に罰杯を命ずるという約束である。
— 国木田独歩 『遺言』 青空文庫
それもそのはずで、読む手紙も読む手紙もことごとく長崎より横須賀より、または品川よりなど、初めからそんなのばかり撰んで持ち合ったのだから、一として彼らの情事に関しないものはない、ことごとく罰杯を命ずべき品物である。
— 国木田独歩 『遺言』 青空文庫
水野は、これだけはご免だとまじめで言う、いよいよ他の者はこいつおもしろいと迫る、例の酒癖がついに、本性を現わして螺のようなやつを突きつけながら、罰杯の代にこれだと叫んだ。
— 国木田独歩 『遺言』 青空文庫
そして、夜よる三ばい位の罰杯を飲まさないと寝ることができないというほどであった。
— 田中貢太郎 『酒友』 青空文庫
先づ罰杯をくれたまへ、これ女ども酌せぬか。
— 清水紫琴 『したゆく水』 青空文庫
伝右殿、お逃がしあるな」「返せ、敦盛」 伝右衛門は、戯れながら、とうとう、彼を捕えて、罰杯として、大きな杯でのませた。
— 吉川英治 『べんがら炬燵』 青空文庫
「あやつ、馬関で、お蔦ちゅう芸妓の、間夫じゃった男でなか」 どやどやと、属吏たちが立って来て、「この色情坊主」「罰杯うけんちゅうなら、吾輩の股をくぐれ」「杯洗でじゃ、杯洗でじゃ」 大座敷へ、引きずり戻された。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
――これへ出よ、罰杯をくれる」「ゆくのは面倒、投げてくれい」「参るぞ」 杯が飛ぶ。
— 水の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
遅れてきた彼に、みんなで罰杯を勧めた。
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ゲームに負けたチームは、罰杯として一気飲みをする羽目になった。
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罰杯を避けるため、彼は真剣にクイズに取り組んだ。
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