新しがり屋
あたらしがりや
名詞
標準
one who loves novelty
文例 · 用例
始めのうちは振動の問題や海の色の問題や、ともかくも見たところあまり先端的でない、新しがり屋に言わせれば、いわゆる古色|蒼然たる問題を、自分だけはおもしろそうにこつこつとやっていた。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
洋画壇でも何々主義、何々派といふ流派的な変遷があつてその意味では、未醒はこれらの新しがり屋共と現在まで行を共にすることは不可能であらう。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
ちょっと地方の新しがり屋――といったような感じの部屋だった。
— 蘭郁二郎 『火星の魔術師』 青空文庫
洋服を着ているところから見ると、外国人であろうか、それとも当時の新しがり屋であろうか。
— 海野十三 『時計屋敷の秘密』 青空文庫
一方から云へば、それは応接に遑なき有様でしたが、また一方から云へば、世の新しがり屋に対する皮肉な警告ともなりました。
— 岸田國士 『偉大なる近代劇場人』 青空文庫
しかし、極端に新しがり屋の珍し好きで、それに世話好きであるから、クロールという新型の速力に驚いて、なんとなくジッとしていられなかったのかも知れない。
— 世界新記録病 『安吾巷談』 青空文庫
近頃の新しがり屋の人たちは渋さなど古くさい美だとして、新時代にはそぐわぬというかも知れぬが、それは渋さに自分たちがそぐわぬためで、渋さそのものの浅さではない。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫
レコード・ファンというと、妙な新しがり屋ばかりと思われがちだが、上司小剣氏は、その中にあって、すこぶる印象的だった。
— 野村胡堂 『胡堂百話』 青空文庫
作例 · 標準
毎日、新しがり屋について考えています。
我が社の新しがり屋戦略は重要です。
新しがり屋の原理は複雑である。
新しがり屋という言葉が頭から離れない。