亜界
あかい
名詞
標準
subkingdom
文例 · 用例
あかい花だけ見てすぐ出るつもりでいたら、人と人との間へはさまって、ちょっと出そこなって、やっと出て見ると妻はそこにはいぬ。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
うすあかい河原なでしこの花があちこち咲いてゐました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
すすきの木菟は旬はずれで、この頃はその尖ったくちばしを見せなかったが、名物の風車は春風がそよそよと渡って、これも名物の巻藁にさしてある笹の枝に、麦藁の花魁があかい袂を軽くなびかせて、紙細工の蝶の翅がひらひらと白くもつれ合っているのも、のどかな春らしい影を作っていた。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
うすあかい河原なでしこの花があちこち咲いていました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
「あかいめだまの さそり ひろげた鷲の つばさ あおいめだまの 小いぬ、 ひかりのへびの とぐろ。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
その一つによると旋風のようなものが襲来して、その際に「馬のたてがみが一筋一筋に立って、そのたてがみの中に細い糸のようなあかい光がさし込む」と馬はまもなく死ぬ、そのとき、もし「すぐと刀を抜いて馬の行く手を切り払う」と、その風がそれて行って馬を襲わないというのである。
— 寺田寅彦 『怪異考』 青空文庫
電燈もアセチリンもない時代で、カンテラがせいぜいで石油ランプの照明しかなかったがガラスのナンキン玉をつらねた水色のすだれやあかい提燈などを掛けつらねた露店の店飾りはやはり涼しいものであった。
— 寺田寅彦 『涼味数題』 青空文庫
「あかいカンナ」というのと、「矢車の花いとし」というのと、二つでありますが、前者は「あかいカンナの花でした。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
作例 · 標準
自然保護の活動が広がっている。
環境問題への対策は急務である。
野生動物の生態系が脅かされている。
森林資源の管理が重要な課題だ。