染め替え
そめかえ
名詞
標準
文例 · 用例
けれど鄒七嫂は次の日あの藍袴を黒色に染め替えて阿Qの疑うべき節を言い布らして歩いた。
— 魯迅 『阿Q正伝』 青空文庫
暖簾が古いといえば老舗の自慢だが、実際の暖簾は一年ごとに染め替えて、正月には皆新しく紺の香を漂わす。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
闇は見る見る追いのけられて、不気味な紅の一色に染め替えられて行った。
— 江戸川乱歩 『妖虫』 青空文庫
面白いのは、こういう黝んだ問屋の間に、汚点抜き、染め更えしの染物店が混り、そこのショウウヰンドウには、流行の子供の袖無しちゃん/\こが飾ってあるかと思えば義太夫用の裃が飾ってあります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
そして急に、暖簾の染め更えを母に命じた。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫