仕向け
しむけ
名詞頻度ランク #32372 · 青空 42 例
標準
delivery
文例 · 用例
そして彼一流の豐富の話題で、自分の考へてること、惱んでゐることに議事を關聯させ、最後に結論として、暗に私を鼓吹し、慰藉し、勇氣と力をあたへるやうに仕向けてくれた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
元来家事にむかない私が自分の研究の暇をさいて、とにかくそれに励むようになったのも仕向けられるばかりでは済まないこれによって仕向けて上げようと云う意力から始まった事です。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
それは決して其結果によって打算的な仕向けをするという卑しい考えからでは無くて、自分の身辺を晦まして置くという手前勝手を許さない事になり、また本当に自分の親愛なものの心を停滞させ腐敗させ無い為のやはり叡明な愛の作業だと思います。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
わたくしはわたくしの生きて行く信念と好みの潔癖から家庭の者にこう仕向けないでは居られないのです。
— ――型でなしに 『家庭愛増進術』 青空文庫
母も嫂もそういう心持になって居るから、民子に対する仕向けは、政夫のことを思うて居ても到底駄目であると遠廻しに諷示して居た。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
近江商人の店などでは、新潟あたりから小僧をやとひ番頭にしてやるといふ條件でながい間の奉公を勸めさせ、やがてそれが相當の年配になると、酒や女で店をしくじるやうに仕向けて、結局店から追つ放つてしまふといふことが、常套的に行はれてゐるさうである。
— ------------------------------------------------------- 『『戰旗』『文藝戰線』七月號創作評』 青空文庫
この淵の無心な気持ちになっていれば世間がどう変りこっちにどう仕向けようと、余悠綽々なのだ。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
「あんた、何でもあたしの方から仕向けなければ……狡いのか、意気地なしなのか、どっちなのよ」 小初の言葉のしんにはきりきり真面目さが透っていながら手つきはいくらかふざけたように、薫の背筋の溝に砂をさあっと入れる。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
作例 · 標準
貨物の仕向け先を間違えてしまい、慌てて運送会社に連絡を入れた。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
仕向け港の混雑により、商品の到着が数日遅れる見込みだ。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
伝票には、荷物の品名と正確な仕向け地を記載しなければならない。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview