猫可愛がり
ねこかわいがり
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
(endlessly) doting (on someone)
文例 · 用例
あたしがどんなわがままを言っても、また、いけない事をしても、お母さんは一度もお叱りにならず、いつも笑ってあたしを猫可愛がりに可愛がっていらっしゃる。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
四十代時分には、時々若い遊人などを近けたと云う噂のある隠居は、おゆうが嫁に来るまでは、幼い時から甘やかして育てて来た子息の房吉を、猫可愛がりに愛した。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
只猫可愛がりになり勝な二十七になる女中は、主婦がだまって居ると、涼しい様にと、冷しすぎたものを持って行ったり、重湯に御飯粒を入れたり仕がちであった。
— 宮本百合子 『黒馬車』 青空文庫
もちろんこれら一派の紳士は腕力を縦にしたのでなく、基督の仁と称するは決して悪き意味における婦女子の愛のごとき猫可愛がりでないと説いた。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
ところでお母様はどうかというに、猫可愛がりに私を可愛がってお父様へ接近させまいとする。
— 国枝史郎 『十二神貝十郎手柄話』 青空文庫
―――阿呆らしい、猫可愛がり過ぎる云うて焼餅やくもん、何処の国にあるか知らん、気違ひ沙汰や。
— 谷崎潤一郎 『猫と庄造と二人のをんな』 青空文庫
―――阿呆らしい、猫可愛がり過ぎる云うて焼餅やくもん、何処の国にあるか知らん、気違い沙汰や。
— 谷崎潤一郎 『猫と庄造と二人のおんな』 青空文庫
」「情愛々々って言っても、お前のは猫可愛がりだから何にもならない」「男親の前へ出ると思うことが碌々言えない子ですから、女親が相談に乗ってやらなければいじけるばかりですわ」「何あに、狡いんだ。
— 佐々木邦 『脱線息子』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は孫娘を猫可愛がりし、欲しいものは何でも買い与えていた。
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新しく飼い始めた子犬を、家族みんなで猫可愛がりしている。
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あまりにも猫可愛がりすると、子供はわがままに育ってしまうかもしれない。
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