男爵夫人
だんしゃくふじん
名詞
標準
baroness
文例 · 用例
それから二頭の小馬をつけた無蓋馬車をレーリー男爵夫人が自ら御して大学へ出勤し、そこで午後中、時には夜まで実験をやった。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
(大正十年六月、渋柿) * 足尾の坑夫のおかみさんたちが、古河男爵夫人に面会を求めるために上京した。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
我々の目前にユロ男爵夫人、その娘オルタンス、その娘に手をひかれた老嬢ベットが現れる。
— 宮本百合子 『バルザックに対する評価』 青空文庫
ユロ男爵夫人の目下の全関心と母としての宗教的な努力は父親の放蕩で持参金も少ない一人娘オルタンスを、身分のつり合った家柄の者と結婚させたいという最後の苦しい願望に集注されているのである。
— 宮本百合子 『バルザックに対する評価』 青空文庫
「そんなことを云う権利はなかったでしょうね、アドリーヌさん」とこの奇妙な恋人は男爵夫人の言葉を遮りながら頓狂な声を出した。
— 宮本百合子 『バルザックに対する評価』 青空文庫
オルツィ男爵夫人――山腹の Villa Bijou で毎土曜日ダンスを催す。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫
彼女はいま財界になくてならぬ大名士の、時めく男爵夫人である。
— 長谷川時雨 『明治美人伝』 青空文庫
それに違い無いでしょう」「……………」「歌原男爵夫人を殺したのは貴方に違い無いでしょう」 私は返事は愚、呼吸をする事も出来なくなった。
— 夢野久作 『一足お先に』 青空文庫
作例 · 標準
舞踏会には、男爵夫人も豪華なドレスをまとって出席していた。
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男爵夫人は、慈善活動に熱心で地域住民から慕われている。
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絵画の中の男爵夫人は、優雅な微笑みを浮かべていた。
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