何か用
なんかよう異読 なにかよう
表現多音語
標準
what do you want?
文例 · 用例
」「おはやう、唄うたひさん、私に何か用事でもあつて?
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
するとしばらくたってから、年老った女の人が、どこか工合が悪いやうにそろそろと出て来て何か用かと口の中で云ひました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
五郎蔵が「何か用か」と問えば、 児分甲が、T「親分、こうなりゃ 一層の事、日下部典六 とグルになっちゃ どうですい?
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
マッシャさんが何か用があるのでしょう。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
娘は上着を着、帽を被り、何か用あり気に戸の近くに立ち留りいる。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
するとしばらくたってから、年|老った女の人が、どこか工合が悪いようにそろそろと出て来て何か用かと口の中で云いました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
それが何か用事を云ひつける樣な時だと、そんな笑顏などは恥ぢて消えてしまふ程、ますます不機嫌な顏をして、ぶつきら棒に「新聞とつといで」とでも云ふのであるが、奎吉は莊之助の視線に會ふと危く目をそらそうとした。
— 梶井基次郎 『奎吉』 青空文庫
婦人は膝をついて坐ったが、前へ伸上るようにして、黄昏にしょんぼり立った私が姿を透かして見て、(何か用でござんすかい。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫