おんぼろ
おんぼろ異読 オンボロ
形容詞-語幹形容動詞名詞-の形容詞名詞
標準
worn-out
文例 · 用例
……あまりといえば、おんぼろで、伺いたくても伺えなし、伺いたくて堪らないし、損料を借りて来ましたから、肌のものまで。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
其等のおんぼろをぶら下げた連中が、それ/″\足を思ひ切り高く上げ手を大きく振りつつ、あらん限りの聲を張上げて(校長官舍の庭にさし掛かると、又一段と聲が大きくなつたやうだ)朝の椰子影の長く曳いた運動場へと行進して行くのは、中々に微笑ましい眺めであつた。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
それらのおんぼろをぶら下げた連中が、それぞれ足を思い切り高く上げ手を大きく振りつつ、あらん限りの声を張上げて(校長官舎の庭にさし掛かると、また一段と声が大きくなったようだ)朝の椰子影の長く曳いた運動場へと行進して行くのは、なかなかに微笑ましい眺めであった。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
チャイナ中国の貿易船のネズミとゴキブリだらけの黴臭えおんぼろ箱のなかで終わるとかありえねえ。
— THE "GLORIA SCOTT" 『グローリア・スコット号』 青空文庫
おんぼろの婆じゃありましてございますが、一生懸命、あんな役雑な三味線でも、思いなしか、あの時くらい、隅田川の水にだって、冴えた調子は出たことがございませんよ。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
ところが教科書から目を起こせば、地図の一枚もないおんぼろ教室の様子は、教科書に嘘が書かれていることを突きつけてくるのです。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
おんぼろぼろの板塀のなかにひしめく人の群をみていると、妙にはいりそびれてしまう。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
このおんぼろ筏でも、われわれが今持っている最大の交通機関であり、住みなれたいえだからね」「竿かなんかあるといいんだが。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「worn-out」である。
「worn-out」という意味で使われることが多い。
worn-out」という概念は重要だ。
その出来事は「worn-out」の良い例だ。