壬子
みずのえね異読 じんし
名詞
標準
Water Rat (49th term of the sexagenary cycle, e.g. 1912, 1972, 2032)
文例 · 用例
四十五年(壬子) 一九一二○一月七日、中村善四郎死す、六十六歳。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
廿五日、壬子、陸奥国平泉保の伽藍等興隆の事、故右幕下の御時、本願基衡等の例に任せて、沙汰致す可きの旨、御置文を残さるるの処、寺塔年を追ひて破壊し、供物燈明以下の事、已に断絶するの由、寺僧各愁へ申す、仍つて広元奉行として、故の如く懈緩の儀有る可からざるの趣、今日寺領の地頭の中に仰せらると云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
三日、壬子、晴、酉剋大地震、牛馬騒ぎ驚く。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
壬子(大正元年)の夏著者識運命と人力と世に所謂運命といふが如きもの無ければ則ち已む、若し眞に所謂運命といふが如きこれ有りとすれば、必らずや個人、若くは團體、若くは國家、若くは世界、即ち運命の支配を受くべきものと、之を支配するところの運命との間に、何等かの關係の締結約束され居るものが無くてはならぬ。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
壬子(大正元年)の夏著者識運命と人力と 世に運命というものが無ければそれまでだが、もし真に運命というようなものが有るとすれば、個人・団体・国家・世界、即ち運命の支配を受ける者と、これを支配する運命との間に、何等かの関係が結ばれていなくてはならない。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
二には費長房等、魯の春秋によらば、仏、周の第二十の主、匡王班四年壬子にあたりて入滅したまふ。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
もしこの説によらば、その壬子よりわが延暦二十年辛巳にいたるまで一千四百十歳なり。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
「智照院妙道日修信女、寛政四|壬子八月二十八日」としてあるのは、本皓の妻|登勢である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
作例 · 標準
壬子の年は、水に関連した出来事が多く起こるという占いがある。
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「壬子の年に始めた商売が、ようやく軌道に乗ってきたよ」
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深い水の徳を持つとされる壬子の年に、彼は一族の家督を継いだ。
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ウィキペディア
壬子(みずのえね、じんすいのねずみ、じんすいのね、じんし)は、干支の一つ。
出典: 壬子 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0