県主
あがたぬし
名詞
標準
territorial ruler (Yamato period)
文例 · 用例
天皇はその中で、後におあとをお継ぎになった若帯日子命と、小碓命とおっしゃる皇子と、ほかにもう一方とだけをおそばにお止めになり、あとの七十七人の方々をことごとく、地方地方の国造、別稲置、県主という、それぞれの役におつけになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
「あれは志幾の大県主のうちでございます」と、お供の者がお答え申しました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
すると大県主はすっかりおそれいってしまいました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
論功行賞に際しても、さうした降臣をも、日向以来の重臣と同様に、県主などに為したまうてゐるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
それまでの日本の政治は、臣、連、国造、県主など、勢力のある氏の長が、土地人民を私有してゐたので、天皇は、氏の長を率ゐて居られるだけで、直接の御領地以外は、人民全体から、税なども、お取り立てになることはなかつたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
また八省百官の制を設け、地方に於ける国造、県主の世襲を禁じ、新たに国司郡司を命じ、期限的に交替させることにした。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
帰朝して三日目、高知県主催の歓迎会が丸の内の中央会館でありました。
— 田中英光 『オリンポスの果実』 青空文庫
此久しい前から、村の主長の意味の名なる国造・県主は、既に多くの貴いかばねに呼び換へられて居た。
— 折口信夫 『万葉びとの生活』 青空文庫
作例 · 標準
県主の例文1
県主の例文2
県主の例文3
県主の例文4