竜虎
りゅうこ異読 りょうこ
名詞
標準
dragon and tiger
文例 · 用例
陰暦七夕の頃、武者の形あるいは竜虎の形などの極彩色の大燈籠を荷車に載せて曳き、若い衆たちさまざまに扮装して街々を踊りながら練り歩く津軽年中行事の一つである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
その二人が、川中島に於て、竜虎の大激戦をやったのであるから、戦国時代に於ける大小幾多の合戦中での精華と云ってもよいのである。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
予往年大阪の老いた薬商に聞いたは、虎皮上で竜虎采戦の秘戯をすると二人とも精神|茫空す熊胆を服めば本復すと。
— 虎に関する史話と伝説民俗 『十二支考』 青空文庫
然しアリスもさるもの、やをら奮起一番、剣を払つて新来の敵と鉾を交へれば、こゝに忽ち哲学王国は黒雲をはらんで、竜虎の爪に二分されようとする震天動地の活劇は開始されんとした。
— 牧野信一 『嘆きの谷で拾つた懐疑の花びら』 青空文庫
そして、背には、軍配|日月の中央に南無日輪摩利支天と認めた母衣を負い、その脇に竜虎の旗差物が挾んであった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
互いに竜虎の争いと云おうか、呼吸の止るようにうーんと睨合いました時は側に居るお梅はわな/\慄えて少しも口を利くことも出来ません。
— 三遊亭圓朝 『敵討札所の霊験』 青空文庫
今や竜虎の闘いである。
— 海野十三 『蠅男』 青空文庫
乃公は是非とも彼等の食い物を『竜虎闘』にしたい。
— 魯迅 『幸福な家庭』 青空文庫
作例 · 標準
屏風に描かれた竜虎は、互いをにらみ合い、今にも動き出しそうだ。
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彼は、背中一面に竜虎の刺青を入れている。
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その二人の偉大な棋士は、まさに竜虎と呼ぶにふさわしいライバルだった。
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