赧然
たんぜん
副詞-と形容詞-たる
標準
blushing
文例 · 用例
鮮美透涼なる彼に対して、撓み易く折れ易き我れ如何に赧然たるべきぞ。
— 北村透谷 『一夕観』 青空文庫
余|醒メテ後|赧然トシテ自ラ愧ヅ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
余、実に赧然たらざるを得ず。
— 緒言 『妖怪学講義』 青空文庫
次の室つき井菊屋の奥、香都良川添の十畳に、もう床は並べて、膝まで沈むばかりの羽根毛蒲団に、ふっくりと、たんぜんで寛いだ。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
私はたんぜんを着たままその間にはひつて、むつつりしながら彼等の話を聞いてゐるのである。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
長持には夫婦揃の夏冬の夜具、座ぶとん、夫婦用座ぶとん、夫婦用と客用の枕、蚊帳、たんぜん二人分が入れられる。
— 片山廣子 『よめいり荷物』 青空文庫
たんぜんのねまき姿の手塚さんが、手と足をしばられて、気をうしなったように、そこにたおれていたのです。
— 江戸川乱歩 『青銅の魔人』 青空文庫
手塚さんのたんぜん姿で消えてしまった。
— 江戸川乱歩 『青銅の魔人』 青空文庫
作例 · 標準
褒められた彼女は、顔を赧然とさせた。
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人前で失敗を指摘され、彼は赧然として俯いた。
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初めての告白に、彼女は赧然と頬を染めた。
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