一人寝
ひとりね
名詞動詞-サ変
標準
sleeping alone
文例 · 用例
『ちょっと入らして頂戴な、蚊で堪らないから』と言いさま、やっと一人寝の蚊帳の中に入って来たのでございます。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
……藤屋には私の声が聞かしたくない、叔父が一人寝てござるんだ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
――一つ家に一人寝て観る草に月(「愚を守る」初版本)
— 種田山頭火 『草と虫とそして』 青空文庫
お滝はその年十三になる新一を奥の室へ寝かして、己は主翁の室となっている表座敷で一人寝ていたが、寝心地が好いのでぐっすり睡っていたところで、不思議な感触がするので吃驚して飛び起きた。
— 田中貢太郎 『狐の手帳』 青空文庫
この夜更けに、男が一人寝た部屋を、庭から覗込んで、窓を開けて、と言う婦はあるまい。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
小さな形で女が一人寝ていた。
— 帚木 『源氏物語』 青空文庫
源氏の愛は月日とともに深くなっていくのであるが、最愛の夫人が一人京に残っていて、今の女の関係をいろいろに想像すれば恨めしい心が動くことであろうと思われる苦しさから、浜の館のほうで一人寝をする夜のほうが多かった。
— 明石 『源氏物語』 青空文庫
その友人は自分の好みからわざわざ一人寝の携帯天幕を作らせて持って居る。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
作例 · 標準
長年一人寝に慣れていたが、最近は誰かと一緒に寝るようになった。
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一人寝が寂しくなり、ペットを飼うことを決めた。
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旅行先では、一人寝の部屋でも落ち着いて眠れる。
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