又姪
まためい
名詞
標準
grandniece
文例 · 用例
そうして食物も衣服も住居もめいめいが自身の労力によって獲得するのであるから、天災による損害は結局各個人めいめいの損害であって、その回復もまためいめいの仕事であり、まためいめいの力で回復し得られないような損害は始めからありようがないはずである。
— 寺田寅彦 『天災と国防』 青空文庫
気儘に振舞う金が正しい労働から得られない実際、そしてまためいめいの家庭はインフレーションによって、せまいながらも楽しいわが家と歌われたそのつつましい安心のよりどころを失って、食べものの分配にからんでさえも、嶮しい感情がひそめられるような状態になっている。
— 宮本百合子 『明日をつくる力』 青空文庫
どれもこれも鍛冶屋を見ると、一瞬間、その場に立ちどまつて、まじまじと彼の顔を眺めるが、やがて通りすぎてしまふと、まためいめいの運動をつづけた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
警部たちは、まためいめいに自分の部下を集めて、鳩のように首をあつめ、何事かを伝えた。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
一丁目から六丁目まで、各丁目ごとに道路の幅の半分を占める屋台をすえて、まためいめいのミコシをすえる神殿を造って鳥居を立てる。
— 坂口安吾 『桐生通信』 青空文庫
一七四六年から七年にかけての冬、百人の北極人がある朝われわれの池に突然あらわれた不細工な格好をした農具――橇や鍬や畦車や、芝土ナイフや鋤や鋸や熊手やを何台も車に積んで、まためいめい『ニューイングランド農業家』にも『耕作者』にも載ってないような二つ尖ったところのある槍で武装していた。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
(b)わたしはまためいめいが勝手に、あんなに神々しい大切なお言葉を、あんなにいろいろな国語に翻訳するのは、害あって益のないことと思う。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
それを一つ一つ述べ立てることは、時間|潰しであり、まためいめい自分で知られる方がよいのだが、大体に日本人の食物などは、近世に入ってから追々と柔かくなり、甘くなり、且つ温かくて汁気の多いものになってきている。
— 柳田国男 『木綿以前の事』 青空文庫
作例 · 標準
法事で久しぶりに親戚が集まり、小学生になった又姪に成長を感じた。
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姪の娘にあたる又姪から、敬老の日に可愛らしい似顔絵が届いた。
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又姪は私のことを「おじいちゃん」と呼ぶので、少し複雑な気分になる。
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