賤吏
せんり
名詞
標準
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文例 · 用例
ところで、いちばんまえの席は、ふとった肉屋のおやじが、ひとりでせんりょうしていましたが、それがまた最上の席でもあったでしょう。
— REJSEKAMMERATEN 『旅なかま』 青空文庫
せんりやう 一月末の、さびしい前栽の片隅に、せんりやうが立つてゐる。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
仄かなせんりやうの哀しみ。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
せんりやう自身の生命の寂しみから。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
寂しいせんりやうの五つの実の一つが、音もなくこぼれて私の足もとに落ちた。
— 薄田泣菫 『独楽園』 青空文庫
――そして牢屋のほうでは、ふしぎにも、数かぎりない鳥や獣がやってきて、牢屋から森まで、すっかりせんりょうしてしまっています……。
— 豊島与志雄 『銀の笛と金の毛皮』 青空文庫
そう思ってそこを見ると、その小さい水玉たちは、僅か三、四寸の空間をきらめいて落ちて行きながら、流れている水面にまた無数の微かな波紋を作って、この美しい光の交響楽は、ますますせんさいに捉えがたいせんりつを織り出しているのでした。
— 中井正一 『美学入門』 青空文庫
すぐ奥のほうで呼鈴の音がきこえ、私は新鮮なせんりつを感じた。
— 室生犀星 『我が愛する詩人の伝記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、賤吏の身分でありながらも、誠実に職務を全うした。
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