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盗殺

とうさつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
主人は、いつでも、家から出て行くと、まるで、強盗殺人の中へションボリ置かれているようなものだ」と思い込んでしまった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
盗殺人かの兇暴な被告であつたが、判官は型の如く居並んで、型の如く判決の主文を朗読した。
平出修 逆徒 青空文庫
盗殺人犯の脱監密通した令夫人鉄道線路の飛び込自殺××氏の毒物嚥下山林中の強姦未遂。
詩集(1)初期詩篇 小熊秀雄全集-2 青空文庫
就職運動に逐われているうちに、忘れるともなく忘れていたけれども、モウ、とっくの昔に捕まっているものとばかり思っていた一年前のK村の強盗殺人犯が二人とも、まだ捕まっていないばかりでなく、益々兇暴を逞しくしているのであった。
夢野久作 老巡査 青空文庫
疑いもない強盗殺人で、新夫婦が熟睡して気付かぬ間に演ぜられた兇行に相違ない。
夢野久作 巡査辞職 青空文庫
我は天性|怯懦にして、強盗殺人の罪を犯すべき猛勇なし、豆大の昆虫を害ふても我心には重き傷痍を受けたらんと思ふなるに、法律の手をして我を縛せしむる如きは、いかでか我が為し得るところならんや。
北村透谷 我牢獄 青空文庫
この左官に時計屋が、強盗殺人強姦の犯人であるとは――何んと立派な手柄であることか!
里村欣三 放浪の宿 青空文庫
盗殺人君 それから、やはりここで、運動や湯の時に一緒になって親しい獄友になった三人の男がある。
大杉栄 獄中記 青空文庫