野ろ
のろ
名詞頻度ランク #39805 · 青空 0 例
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文例 · 用例
それから、「面形」云々という用語も注意すべきであるが、これは、「面形の忘れむ時は大野ろに棚引く雲を見つつ偲ばむ」(巻十四・三五二〇)という歌もあり、一しょにして味うことが出来る。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
なお、「面形の忘れむ時は大野ろにたなびく雲を見つつ偲ばむ」(同・三五二〇)も類似の歌であるが、この「国溢り」の歌が一番よい。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
罵るなら、ちゃんと罵るがいい」「からかってやしないよ」しずかにそう応えて、胸のポケットからむらさき色のハンケチをとり出し、頸のまわりの汗をのろのろ拭きはじめた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
東京の市電よりのろいくらいの速度で蛇のようにうねった線路を汽笛の代りにチャン/\/\と絶えずベルを鳴らして進むのである。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
科学というものを知らずに毛ぎらいする人はそういう日をのろうかもしれない。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
例えばまた「のろい週期」などという言葉も平気で使うが「長い週期」というよりも日常会話にはこの方が実感があるから自然にそんな用例が出来るのであろうと思われる。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
「のろい振動の長い週期」を略して「帝展」「震研」流に云ったものと思えば不思議はないのである。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
そしてもう一尺で地面にその弱い足がつくというとき、よだかは俄かにのろしのようにそらへとびあがりました。
— 宮沢賢治 『よだかの星』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、この野ろでよく友達とかくれんぼをしたものだ。
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見渡す限りの野ろには、菜の花が満開に咲き誇っていた。
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夕焼けに染まる野ろの風景は、心を落ち着かせてくれる。
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