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対英

たいえい
名詞
1
標準
文例 · 用例
かくて私は当時の思索研究の結論として、ナポレオンの対英戦争が、われらの最も価値ある研究対象であるとの年来の考えを一層深くしたのであった。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
昭和三年度のためには、前年の講義録を再修正する前に、私の年来最大の関心事であるナポレオンの対英戦争の大陸封鎖の項に当面し、全力を挙げて資料を整理し、昭和二年から三年への年末年始は、これを携えて伊豆の日蓮聖人の聖蹟に至り、構想を整頓して正月中頃から起草を始めようとしたとき、流感にかかり中止。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
特に万難を排しナポレオンの対英戦争を書き上げる決心であった。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
目下われらが考えおる日本の消耗戦争は作戦地域の広大なるために来たるものにして、欧州大戦のそれとは根本を異にし、むしろナポレオンの対英戦争と相似たるものあり。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
研究は大急ぎで素材を整理したくらいのところで、まだまだ消化したものではなく、殊に私の最も関心事であったナポレオンの対英戦争は、その最重要点の研究がまとまらずにいるのである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
ナポレオンは対英戦争の第一手段として一七九八年エジプト遠征を行なったが、留守の間仏国は再びイタリアを失い苦境に立ったのに乗じ、帰来第一統領となって一八○○年有名なアルプス越えに依って再び名望を高めた。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
対英戦争の第三法である大陸封鎖強行のため一八○八年スペインに侵入したところ、作戦思うように行かず、ナポレオン失敗の第一歩をなした。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫
しかも、全体から見てナポレオンはその全力を対英持久戦争に捧げたのである。
石原莞爾 戦争史大観 青空文庫