ぼる
ぼる
動詞-五段-ラ行
標準
to ask a high price
文例 · 用例
男、コーヒーを啜つて天井の隅を凝視したまゝ――右手の指に挟まれた葉巻から、冷い空気の中を薄紫の煙が細く細く立ちのぼる。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
ここで、私が思い浮べたのは、北米ポートランド市の、シチイ・パークから遠望した、フッド火山の、においこぼるる白無垢小袖の、ろうたけた姿であった。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
それが、未だ見ぬ遠い彼方の別世界へこれから分けのぼる途中の嶮しさを想はせるのであつた。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
それが、まだ見ぬ遠い彼方の別世界へこれから分けのぼる途中の嶮しさを想わせるのであった。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
だが何のため、向ふは壇をのぼるのだ。
— 宮沢賢治 『疑獄元兇』 青空文庫
常盤の松を名に呼べれば、千歳ならずとも枯野の末まではあるべきを、萩の花ちりこぼるゝやがて声せずなり行く。
— 樋口一葉 『あきあはせ』 青空文庫
私は、一夜中、親爺のその煙草の臭いをむさぼるように嗅いだ。
— 黒島傳治 『入営前後』 青空文庫
密輸入につきものの暴利をむさぼるだけではなかった。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
作例 · 標準
あの店は観光客相手にいつもぼったくるから気をつけた方がいいよ。
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こんな古い車に、まさかそんな値段をぼるとは思わなかった。
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修理代をぼられた気がするが、他に選択肢がなかった。
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