暗夜行路
あんやこうろ
名詞
標準
A Dark Night's Passing (novel by Shiga Naoya)
文例 · 用例
夜更けていたけれども、それから知人の家に行き、何でもいいから志賀直哉のものを借してくれと言い、「早春」と「暗夜行路」と、それから「灰色の月」の掲載誌とを借りることが出来た。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
「暗夜行路」 大袈裟な題をつけたものだ。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
尾の道と云えば「暗夜行路」できき知った町の名である。
— 宮本百合子 『琴平』 青空文庫
志賀直哉の「暗夜行路」は青年から壮年にわたる日本の一知識人の内的過程を描いたものとして意義をもつものである。
— 宮本百合子 『若き精神の成長を描く文学』 青空文庫
「暗夜行路」をくりかえしよんだ私たちの年代のものは、千円の本をつくる作家志賀直哉に対し、もし事実であるならば暗然とした心もちがある。
— 宮本百合子 『豪華版』 青空文庫
「暗夜行路」前篇を終った志賀直哉は大正十四年ごろから「山科の記憶」その他の短篇を書きだした。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
「暗夜行路」と前後して「多情仏心」を完結した里見※は、有島武郎の兄弟であっても、武郎とは非常にちがった常識と古さに自分のモラルの土台をかため、自身のまごころ道にそろそろ安住しはじめた形であった。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
やつと彼の帰つた後、僕はベツドの上に転がつたまま、「暗夜行路」を読みはじめた。
— 芥川龍之介 『歯車』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日暗夜行路について考えている。
暗夜行路という言葉は日本語で重要だ。
彼は暗夜行路の意味を理解している。
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