断下
だんした
名詞
標準
文例 · 用例
その御深切だけで、もう沢山なのでございますが、欲には旦那様何とか御判断下さいますわけには参りませんか。
— 泉鏡花 『政談十二社』 青空文庫
しかしこれは余り御無理なお願かも知れませんから、お聴に入れました上で、出来ぬ事と思召しますなら、御遠慮なくお断下さいまし。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
炎症性とか何とか(御研究の知識によって御判断下さい。
— 一九三八年(昭和十三年) 『獄中への手紙』 青空文庫
「終戦の聖断下る」 日本敗れたり!
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
だから御判断下さい――私は一体一等に乗る権利があるでしょうか?
— ГУСЕВ 『グーセフ』 青空文庫
「これは、本當は女房の部屋で、お鮒は不斷下に居るのだが、昨夜何んかの都合で二階へやつて來たところをやられたものでせう。
— 綾の鼓 『錢形平次捕物控』 青空文庫