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鳥鍋

とりなべ
名詞
1
標準
chicken cooked in a shallow pan with vegetables
文例 · 用例
それに本人に逢ってみると、自分の気持もいくらか紛らされるような気がして、それから少したってから、三人で上野辺を散歩して、鳥鍋で飯を食い、それとなし小菊の述懐を聞いたこともあった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
まあ、行きあたりばったりの小料理屋で鳥鍋でもつついていたほうが無難かも知れない。
太宰治 惜別 青空文庫
それから私たちは、仙台の浅草とも称すべき東一番丁に行って、彼の所謂「行きあたりばったり」の小料理屋にはいり、これまた彼の言葉にしたがえば「無難」の鳥鍋をつつく事になったのであるが、彼は私と卓をはさんで坐り込むと、まず一葉の名刺を差し出した。
太宰治 惜別 青空文庫
ただ、あいまいにその外国通の秘密の囁きに合槌を打ち、もっぱら鳥鍋に首を突込んでばかりいた。
太宰治 惜別 青空文庫
津軽に於いては、牛鍋、鳥鍋の事をそれぞれ、牛のカヤキ、鳥のカヤキといふ工合に呼ぶのである。
太宰治 津軽 青空文庫
笹島先生もまた図々しく、「やあ、鳥鍋ですか、失礼ながら奥さん、僕は鳥鍋にはかならず、糸こんにゃくをいれる事にしているんだがね、おねがいします、ついでに焼豆腐があるとなお結構ですな。
太宰治 饗応夫人 青空文庫
その頃、軍鶏屋へ来て鳥鍋や軍鶏鍋を食うのは、あまり上等の客でない。
大森の鶏 半七捕物帳 青空文庫
鳥鍋の方がずつと好い。
徳田秋聲 歯痛 青空文庫
作例 · 標準
「寒い夜には、家族で囲む熱々の鳥鍋が一番のご馳走だ。」
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「特製の割り下で煮込んだ鳥鍋を、溶き卵にくぐらせていただく。」
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「この店の鳥鍋は、地鶏の旨みがスープに染み出していて絶品だ。」
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