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春眠

しゅんみん
名詞
1
標準
deep sleep
文例 · 用例
横山達三、澤田牛麿の二子、午前五時迄に來りて余を誘ふ筈なれば、寢過ごしてはならずと、心して寢たれど、曉を覺えずといふ春眠いぎたなく、六時にいたりて、やつと眼覺めたり。
大町桂月 春の筑波山 青空文庫
春眠不覚暁――とでもいふのか、とかく不眠がちな私も此頃はなんぼでも眠れる。
種田山頭火 松山日記 青空文庫
春眠雑談 関東の空には、四季を通じて、殊に暑い真夏でさえも、何か一脈の冷気のようなものが、何処とも知れず流れているように私には思えてならない。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
春眠暁を覚えずとか何んとかいう言葉があるが、全く春の朝寝のぬくぬくとした寝床の温気は、実はこうしていられないのだと思いながらも這い出すことが容易でないのと同じように、大阪地方の温気に馴れた純粋の大阪人にとっては、何かの必要上、この土地を抜け出すことには随分未練が伴うようである。
小出楢重 めでたき風景 青空文庫
春眠|暁を覚えず、所々に啼鳥を聞く――朝寝をするに一番いい時。
直木三十五 巌流島 青空文庫
笑みとけて寒紅つきし前歯かな   久女鬢かくや春眠さめし眉重く   同 寒紅の句は女性の美しい笑というものを取扱ったもので、笑みとけた朱唇と寒紅のついた美しい歯とが描かれてある。
杉田久女 大正女流俳句の近代的特色 青空文庫
春眠暁をおぼえず、別にその季節に限つたこともないが、毎朝の新聞といつても、それを手にするのは大概正午の時報前後だ。
高田保 貸家を探す話 青空文庫
彼の仕事の性質から云って、正に白河夜船か或いは春眠暁を覚えずぐらいのところだろうと思っていったが、ドアを叩くが早いか、彼が兎のように飛び出してきたのには尠からず駭いた。
海野十三 獏鸚 青空文庫
作例 · 標準
春眠暁を覚えず、というように、春はつい心地よい眠りに包まれがちだ。
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心地よい春眠は、一日の疲れを効果的に癒やしてくれる。
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「あー、春眠が気持ちよくて、朝なかなか起きられないよ。」
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