ダカ
ダカ
名詞
標準
daka-
文例 · 用例
金魚鉢のメダカが、鉢の底から二寸くらいの個所にうかんで、じっと静止して、そうしておのずから身ごもっているように、私も、ぼんやり暮しながら、いつとはなしに、どうやら、羞ずかしい恋をはじめていたのでした。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫
』といひつゝ、染々と吾等兩人の姿を打瞻め『此處は印度洋もズツト南方に偏した無人島で、一番に近いマダカツスル群島へも一千哩以上、亞細亞大陸や、歐羅巴洲までは、幾千幾百哩あるか分らぬ程で、到底尋常では人の來るべき島ではありませんが。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
數日以來の風は、隨分悽まじいものであつたが、颶風の常として、吾が輕氣球は幾度も同じ空に吹き廻されて居つた樣だから、左迄遠方へ飛ぶ氣遣はない、私の考では、下方に見ゆるのは矢張印度洋の波で、事によつたらマダカツスル島の西方か、アデン灣の沖か、兎に角歐羅巴邊の沿岸には、左程遠い所ではあるまいと思はれた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
△夏はうれしや、プロの楽園、ルンペンの浄土、浴衣があれば蚊帳があればゆつくり暮らせる、ハダカで暮らせ、身も心も、君も僕も。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
風が強い、吹きとばされさうだつた、樹明君を途中まで送つて、それから局まで行つてハガキを投凾、そしてフラ/\しながら戻る、戻つて茶を沸かし飯を食べる、なか/\酔が醒めない、ハダカで寝る、アブラムシに笑はれた。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
――オマエハ、バカダカラ、シラナイノダ。
— 渡辺温 『可哀相な姉』 青空文庫
カタツムリガ ツノヲ フツテルノヲ ミテ ヰルト、王サマハ、子ドモノ ジブン、何ダカ、カタツムリノ ウタヲ ヨク ウタツタ コトヲ オモヒダシマシタ。
— 新美南吉 『カタツムリノ ウタ』 青空文庫
モウ、アサダカラ、メヲ ダシナサイ。
— 新美南吉 『デンデンムシ』 青空文庫
作例 · 標準
ふと耳にしたダカという響きに、思わず振り返った。
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その物語には、古代のダカという伝説の生き物が登場する。
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私はダカのような、力強いリズムに魅了された。
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