冪冪
べきべき
形容詞-たる副詞-と
標準
billowing (clouds, dust)
文例 · 用例
それは遠くの森に反響し、近くの野面をわたり、べきべきたる落雲を破って、天と地との広大無辺な間隙を一ぱいにふるわす、チビ公はだまってそれを聞いていると、体内の血が躍々と跳るような気がする。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
じっさい、べきべきたる濃霧の白一|白よりほかは、なにものも見えないのである。
— 佐藤紅緑 『少年連盟』 青空文庫
作例 · 標準
工場の煙突からは、黒煙が冪冪と立ち昇り、空を覆い隠していった。
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戦場跡には、砲弾が着弾した土煙が冪冪と巻き上がっていた。
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火山が噴火し、火山灰を含んだ噴煙が冪冪たる勢いで上空へと吹き上がった。
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