厄前
やくまえ
名詞
標準
the year before the unlucky year
文例 · 用例
御年配は四十そこ/\、まづ厄前と言ふところで御座いませう。
— 傀儡名臣 『錢形平次捕物控』 青空文庫
年は少し違ふが、まだ厄前の東作に、十九のお富が不釣合とは言はさねえ。
— 巾着切の娘 『錢形平次捕物控』 青空文庫
「その若松屋が二年前に女房に死なれて、四十一の厄前で獨り者だ。
— 小便組貞女 『錢形平次捕物控』 青空文庫
四十一の厄前と聽きましたが、典型的な江戸の大町人で、恰幅の見事な、眼鼻立ちの大きい、美男型といふよりは、寧ろ純情型の、誰にでも好かれさうな爽やかな人柄です。
— 小便組貞女 『錢形平次捕物控』 青空文庫
年は少し違うが、まだ厄前の東作に、十九のお富が不釣合とは言わさねえ。
— 巾着切りの娘 『銭形平次捕物控』 青空文庫
御年配は四十そこそこ、まず厄前というところでございましょう。
— 傀儡名臣 『銭形平次捕物控』 青空文庫
此の時、お靜は、平次と九つ違ひの十八、厄前に祝言の盃だけでも濟ませるつもりで、仲人まで立てて居りましたが、お上の御用の多い平次は、せめて春永にでもなつたら――と、一日延ばしに延ばしてゐたのです。
— 七人の花嫁 『錢形平次捕物控』 青空文庫
三十二の厄前と聞きましたが、真昼の陽の烈しい光の中で見ると、この日陰の花のような女が、消えも入りそうな、朝顔の花の美しさを発揮することを、平次は感歎の心持で見ないわけには行きませんでした。
— 人違い殺人 『銭形平次捕物控』 青空文庫
作例 · 標準
今年は私の厄前なので、お祓いに行こうかと思っている。
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厄前は体調を崩しやすいと聞くから、健康に気をつけよう。
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彼女は厄前だが、全く気にしていないようだ。
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