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楞伽

りょうが
名詞
1
標準
文例 · 用例
これは楞伽(ランカ、今のセイロン)の鬼王羅摩泥(ラーヴァナ)とて、身体極めて長大に十の頭ある怪物の妹なり。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
羅摩誰かを楞伽に使わし、敵情を探らんと思えど海を隔てたれば事|容易からず。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
羅摩すなわち猴軍を先に立て、熊軍をこれに次がせて、新たに成った地峡を通り、楞伽城を攻め、勝敗多回なりしもついに敵を破って鬼王を誅し、私陀を取り戻し、故郷へ帰った。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
羅摩なお不承知で、私陀永く楞伽に拘留された間一度も敵王に穢された事なくば、須く火に誓うて潔白を証すべしと言い張る。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
羅摩の楞伽攻めに鳥語を解いたり、海を跳び越えたり、猫に化けたり、山を抜き持って飛んだり、神変出没限りなく、ついに私陀を取り還すその功莫大なり。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
羅摩、軍に勝ちて楞伽を鬼王の弟に与え、ハヌマンをしてその島を守護せしめた。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
ハヌマン味方の創を治せんとて薬樹を北海辺に探るうち日暮れて見えぬを憂い、その樹の生えた山を抱えて飛び返るとて矢に中った時、この二物を塗って疵癒え、楞伽平定後、獲た物を以て子分の猴卒どもに与え尽した時、またこの二物のみ残ったからだ(『グジャラット民俗記』五四―一五六頁)。
猴に関する伝説 十二支考 青空文庫
楞伽経の最後のところにある禁肉の理由は、トルストイの菜食論や其他の菜食説などよりもぐつと先きのところを言つてゐる。
田山録弥 孤独と法身 青空文庫