宝龜
たから龜
名詞
標準
文例 · 用例
光仁天皇の寶龜七年(西暦七七六)の閏八月に、遣唐使一行の上奏に、今既入於秋節、逆風日扇、臣等望、待來年夏月、庶得渡海(『續日本紀』卷卅四)といへる通りである。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
(c)更にその後二十五年を經て、光仁天皇の寶龜九年(西暦七七八)に遣唐副使小野朝臣|石根――この時大使佐伯宿禰|今毛人は病に罹つて、遂に入唐せなかつた故、石根は名は副使にして實は大使であつた――の一行は、例の如く四艘に分乘して、九月から十一月の間にかけて、揚子江口を發船したが、何れも難船した。
— 桑原隲蔵 『大師の入唐』 青空文庫
此の傳記は寶龜年間に出來上つたから、奈良朝から平安朝への過渡期の著述の代表である。
— 内藤湖南 『平安朝時代の漢文學』 青空文庫