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掛け米

かけまい
名詞
1
標準
rice bought and sold on a rice exchange
文例 · 用例
ある朝、麟太郎はいつものように破れた縁へ腰を掛け米の徳利搗きをやっていた。
国枝史郎 開運の鼓 青空文庫
此残酷な仕打を避けて、白川に此上の難儀をかけまいとするには、俺が頭を奥田に下げさへすればいい、会社の面目の極めて小なる部分を犠牲にしてしまへばいい。
平出修 瘢痕 青空文庫
一方の手に茶碗を持っている広巳は、その茶碗の茶を甥にかけまいとして、一方の手で走りかかって来た広義を支えた。
田中貢太郎 春心 青空文庫
万一それが露顕した暁には、わが身にかえても決してお前に難儀はかけまいと、彼女は泣いて口説いたのである。
大阪屋花鳥 半七捕物帳 青空文庫
これもなかなか気丈な女で、もし後日に発覚したら、罪を自身に引き受けて、夫に迷惑はかけまいと思ったのである。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
」――「だが、悪く思はないで呉れ、吾家の女房は俺に、不規律な損をかけまいと思つて心配してゐるんだ。
牧野信一 素書 青空文庫
勿論、皆なが承知のことだから、決してお前に科も難儀もかけまい
岡本椅堂 黄八丈の小袖 青空文庫
それゆえにこそ馬は人間におとなしいので、もしか馬が人間のほんとうの大きさを知ることが出来て、芝居の「馬」のように自分の背で反身になっているものが、必ずしも主役の一人とは限らないことを知ったなら、馬は主人を鞍の上からゆすぶり落して、足蹴にかけまいものでもないということだ。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
作例 · 標準
今日の掛け米(米の先物)は、取引所で大きく変動し、一部のトレーダーは困惑していた。
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投資家たちは、米の先物市場の動向を注意深く見ていた。今後の相場を左右する要因を分析している。
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「米の先物価格、上がってるのかな?下がってるのかな?昨日のニュースとは違う動きだ。」
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2
標準
rice used to produce unrefined sake
作例 · 標準
「今回の仕込みは掛け米を五百万石に切り替えたんだけど、キレの良さが格段に上がった気がするな」
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麹米はしっかり溶けてるけど、掛け米の方がまだ粒が残ってるから、もう一晩様子を見よう。
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酒造りの工程で一番量を使うのが掛け米だから、その品質が酒の味の土台を決めるんだ。
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「おい、掛け米の蒸し上がりが少し硬いぞ! すぐに引き込みの温度を調整してくれ」
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3
標準
rice paid as rent
作例 · 標準
今年の不作で掛け米を納められない小作人が増え、村の名主は対応に苦慮していた。
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蔵の前に積まれた掛け米の俵を数えながら、代官は満足げに髭を撫でた。
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重い掛け米を背負って峠を越えるのは、一年のうちで最も過酷な重労働だった。
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「これしきの掛け米では足りぬ!」という役人の怒声が、静かな農村の役所に響き渡った。
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