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荼枳尼

だきに
名詞
1
標準
Dakini (fairy-goddess)
文例 · 用例
大日経巻第二に荼枳尼は見えており、儀軌真言なども伝来の古いものである。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
もし密教の大道理からいえば、荼枳尼も大日、他の諸天も大日、玄奥秘密の意義理趣を談ずる上からは、甲乙の分け隔てはなくなる故にとかくを言うのも愚なことであるが、先ず荼枳尼として置こう。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
荼枳尼天の形相、真言等をここに記するも益無きことであるし、かつまた自分が飯綱二十法を心得ているわけでもないから、飯綱修法に関することは書かぬが、やはり他の天部夜叉部等の修法の如くに、相伝を得て、次第により如法に修するものであろう。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
東京近くでは武州|高雄山からも、今は知らぬが以前は荼枳尼の影像を与えたものである。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
諸国に荼枳尼天を祭ったところは少からずあるが、今その法を修する者はあるまい。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
天狗も荼枳尼には連なることで、愛宕にも太郎坊があれば、飯綱にも天狗嶽という魔所があり、餓鬼曼陀羅のような荼枳尼曼陀羅には天狗もあり、また荼吉尼天その物を狐に乗っている天狗だと心得ている人もある。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
われはつちを掘り、つちをもりて、日毎におんみの家畜を建設す、いま初夏きたり、主のみ足は金屬のごとく、薫風のいただきにありて輝やき、われの家畜は新緑の蔭に眠りて、ふしぎなる白日の夢を畫けり、ああしばし、ねがはくはこの湖しろきほとりに、わがにくしんをしてみだらなる遊戲をなさしめよ。
萩原朔太郎 初夏の祈祷 青空文庫
ああ、いづこぞ夢の序樂のぽろねえず、會社は河岸に涙をひたし、花店の飾窓つゆにぬれたり、しばしまたつりがね鳴らむ、あさまだきにほふ葉影に、しろじろとかざし泳がせ、この列をなす少女らあゆむ。
萩原朔太郎 若き尼たちの歩む路 青空文庫
作例 · 標準
荼枳尼は、仏教における神格の一つとされる。
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荼枳尼天は、人々に災いをもたらすとも、逆に福をもたらすとも言われる。
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「え、荼枳尼?そんな怖い話、聞きたくないよ!」
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