建白
けんぱく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
petition
文例 · 用例
大政返上の建白で平和に政權が引渡されたかと思ふと、伏見、鳥羽の戰爭が始まる。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
温健派の山内容堂は、幕府の命運既に尽きたるを察して、幕府をしてその終りを全うせしむる意味で、大政奉還の止むなき所以を説いた建白書を、慶喜に呈した。
— 菊池寛 『鳥羽伏見の戦』 青空文庫
この復古の大号令に先立つこと二箇月、徳川|慶喜は土佐の山内容堂の建白により、十月十四日に、政権奉還の表を奉つてゐる。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
殊に、征韓論で破れた板垣退助が、立志社を組織し、国会開設の建白を成すや、人心が翕然として集り、自由民権運動が、天下を風靡した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
国権派の政治家、すなわち後の民選議院建白者は政策において粗豪の嫌いなきにあらざれども、その気質は※儻正大を旨とし、学者の講談、志士の横議には毫も危懼を抱かず、むしろ喜んで聴くの風ありき。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
彼らは慷慨憂国の士をもって自ら任じ国事について相当の意見を抱きたるはもちろん、往々その意見を政府に建白して志士たるの責を尽くさんと試みたる一にして足らず、しかれども言論出版をもって意見を公にするを得たるは実に当時印刷事業進歩の賜なり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
しかれども権義上の新説をもって政府に反対するは実に当時民選議院論建白の出でたるに始まる。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
第一種と第二種とは吾輩の前段において過激論派と称したるもの、すなわち民選議院建白を聞きてただちに起こりたるところのものなり。
— 陸羯南 『近時政論考』 青空文庫
作例 · 標準
市民の代表として、町長に地域活性化のための建白書を提出した。
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彼は教育制度の改革を求め、国会に熱心に建白を繰り返した。
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有識者会議では、環境問題に関する建白が活発に議論された。
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