改造機
かいぞうき
名詞
標準
文例 · 用例
七五 人間改造機 賀川市長が、翌日目を覚ましてすぐ気のついたことは、空中に不思議のうなりが響いていることであった。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
一桁違ったと言うて桁に帯をかけて死ぬものもあり実に可哀想なものです」 天狗先生はここぞとばかり力を入れて、「そこで、この人間改造機械が、必要になってくるのですなア」「ほんとです。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
」 後宮の淫売婦仲間で有名な「爆裂弾」のお虎は人間改造機の吸上ポンプの前に立っている賀川市長を見つけて、そう言った。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
空中村には、ちゃんと人間改造機というのがあって、鼻の欠けた人には鼻がつき、足の悪い人には自由に動く足がつき、目の見えない人には見える眼がつくようになるのです」「そうですか?
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
午前九時というに人間改造機が運転を初めて、午前十一時までに空中村に送った人数は八百八十八人であった。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
貧民窟の騒ぎがあまりはなはだしいので、空中村に通ずる人間改造機の吸上ポンプを見物に来た野次馬連は、その日幾千人を数えた。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
その証拠には、朝から昇ったものに、まだ一人も帰って来まへんだっしゃないか」「そう言えば、そうだんな、先達ての洪水といい、安治川の旦那の変死といい、みなどうも市長の切支丹伴天連の法と関係があると言うておりますから……どうやら、こんどの空中村も人間改造機も一種の手品ですぜ!
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
……今度の市長ほど人を食うて平気でおる男は、少うおまっせ」「そうすると、やっぱり食わせものだっしゃろかなア」 改造機の吸上ポンプを取巻いて野次連は色々と評定やら噂やらをやっている。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫