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きな臭い

きなくさい
形容詞
1
標準
smelling burnt
文例 · 用例
「馬、馬鹿者ッ、何を致すかッ」 身には揚心流小太刀の奥義があっても、何しろ対手の武器は飛び道具でしたから、叫びつつも京弥がたじろいでいるとき、再びぱッときな臭い煙硝の匂いが散るや一緒で、第二発目が轟然とまた駕籠中目ざしながら放たれました。
続旗本退屈男 旗本退屈男 第二話 青空文庫
」「…………」「どうもそのお顔では、ちっときな臭いんですがね。
佐々木味津三 流行暗殺節 青空文庫
わたしは息つぎに巻煙草入れを袂から探り出して、そのころ流行った常磐という紙巻に火をつけて半七老人に一本すすめると、老人は丁寧に会釈して受け取って、なんだかきな臭いというような顔をしながら口のさきでふかしていた。
広重と河獺 半七捕物帳 青空文庫
」と歯の隙間から、不可思議な息を押し出す――が罩もり、その呼吸に「カナリヤの労働」――きな臭い煙草――の名の香が絡み、散乱する長調の音譜と、澎湃たるこの雑色の動揺と、灼輝する通行人の顔と動物的な興奮。
血と砂の接吻 踊る地平線 青空文庫
』 どうしたことか、山鹿の別荘は火を出したと見えて、もうその地下室のドアーのところにまで、むせっぽい、きな臭い煙が巻込んで来ていた。
蘭郁二郎 鱗粉 青空文庫
東中野の駅までは私の足で十五分であり、西武線中井の駅までは四分位の地点で、ここも、妙法寺の境内に居た時のように、落合の火葬場の煙突がすぐ背後に見えて、雨の日なんぞは、きな臭い人を焼く匂いが流れて来た。
林芙美子 落合町山川記 青空文庫
」 清水はけげんな顔をしながら、こう好い加減な返事をすると、さっきから鉈豆の煙管できな臭い刻みを吹かせていた大井が、卓子の上へ頬杖をついて、「何だい、そのゲスタ・ロマノルムってやつは?
芥川龍之介 路上 青空文庫
そしてきな臭い匂いを残して黒い灰となり、灰皿の中に寝て、すこしくすぶった。
海野十三 地獄の使者 青空文庫
作例 · 標準
焦げ付いた鍋から、きな臭い匂いが漂ってきた。
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ブレーカーが落ちる前、部屋がきな臭くなったんだ。
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パソコンからきな臭い煙が出て、すぐに電源を切った。
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2
標準
smelling of gunpowder (i.e. as if armed conflict is about to break out)
作例 · 標準
国境付近ではきな臭い動きが続いており、緊張が高まっている。
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あの地域は最近、きな臭い話ばかりで、治安が心配だ。
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国際情勢は、いつ何が起こるかわからないきな臭い雰囲気だ。
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3
標準
suspicious
作例 · 標準
あの会社の最近の取引、どうもきな臭い話が多いな。
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新しく来た隣人は、どこかきな臭い雰囲気をまとっている。
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彼の証言は、矛盾が多くてきな臭いと感じた。
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選挙前に飛び交う怪文書は、いつもきな臭い
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