等色
とうしょく
名詞-の形容詞
標準
isochromatic
文例 · 用例
巌のあたりは、此の二種の花、咲き埋むばかり満ちて居る……其等色ある陽炎の、いづれ手にも留まらぬ女の風情した中に、唯一人濃かに雪を束ねたやうな美女があつて、巌の彼方に恰も卓に向つて立つ状して彳んだ。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
副食物のこと、室内装飾のこと友人との交際のこと等色々のことに、贅沢三昧をいふことに彼女は腹を立てゝゐた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
女としては、浅草の女優さん踊子さんは、ダンサアや女給方よりも、数等色ッポイのである。
— 坂口安吾 『モンアサクサ』 青空文庫
あんらあ甕(油甕)、あんびん(水甕)、ちゅうかあ(酒|土瓶)、からから(酒注)、わんぶう(鉢)、まかい(碗)、その他、壺、皿、徳利、花活、香炉、湯呑、等色々の小品が出来る。
— 柳宗悦 『現在の日本民窯』 青空文庫
「大丸木|縁」「小丸木縁」(縁附丸笊)「かこべ」(桑籠)「荒とす」(「とす」は「通す」の意で篩)、「おぼけ」(緒桶の意か)等色々に呼ぶ。
— 柳宗悦 『陸中雑記』 青空文庫
従って、頁数や組方の上にも、多大の影響を及ぼし、厚みその他装幀等色々な点にも、予想以上の多難を感ぜねばならなかった。
— 新村出 『『広辞苑』自序』 青空文庫
フランボーは、サーベルや紫の敷物やペルシャ猫等色々の物が待っている彼の室に帰った。
— THE INVISIBLE MAN 『見えざる人』 青空文庫
是等色染紙と型染紙との二つの道の他に、最も著しい仕事を示してくれたのは、鈴木繁男君の漆絵紙であつた。
— 柳宗悦 『和紙十年』 青空文庫
作例 · 標準
等色フィルターを使うと、白黒写真のコントラストを調整できる。
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このカメラは、等色の画像を撮影するのに適している。
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美術作品の修復には、等色な塗料が用いられる。
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